体験談 ~ご家庭からの声~

最初は無視をしたお返事、でした。

マナーズに初めてメールで問い合わせをしたのは、娘が3歳になってすぐの頃でした。私は気軽に受験の検索サイトを通じて問い合わせをしたのに、先生からきたお返事に少々(かなり)引いてしまいました。長い長い返事が、即日で返ってきたからです。
その後、私はやはり「とりあえず、始めよう」という気持ちで、自宅から一番近い大手塾に通うことにしました。それで良いかどうかは、またゆっくりと考えれば良い、と思ったからです。
しかし、その考えがとても甘かったことに気づいたのは、塾通いを始めて間もなくの夏休みでした。束にして配られた夏期講習の案内。同じクラスの人達は、あまりそのことについては触れたくはない様子で、「みなさんは行かれるのですか?」とも聞けず、勧められるままに申込み、娘の3歳の夏休みは、プールや旅行よりも、教室の講習の日を優先にするという有様でした。
それでも1年通い続けたのは、私が不安だったからです。始めたものを止める勇気は、私にはありませんでしたし、何よりも、教室を止めたら、小学校受験に合格できない、と思い始めていたのでした。本当は、たくさんの宿題に追われ、娘も不機嫌で、主人にも白い眼で見られ、私は針のむしろの上にいる気分でした。
その頃、何となくマナーズからいただいたお返事が心に浮かぶようになりました。思い切って、あらためて幼児教室マナーズのホームページを読み、まどか先生のブログを、昔のものから読み始めました。いろいろなページで共感し、先生が語られる言葉に何度泣いたかしれません。
まずは、受験の相談ということで先生にお目にかかり、現状をお話しました。先生は優しく聞いてくださり、一度も、私のところにいらっしゃい、というようなこともおっしゃいませんでした。現状をより気持ち良く維持していくためのアドバイスや、私の心がまえなど、母親としての大事なことをたくさん話してくださいました。けれど、帰宅した私は、心底癒されながら、お教室を替えることを決めていました。
受験準備は、テクニックではありませんでした。父親、母親、そして娘、この3人の楽しい生活の、少し向こうの線上に学校があったのだなあ、と思います。まどか先生に導いていただいて、私達家族は、すてきな道に進んでいき、今は、毎日、娘は幸せな学校生活を送っています。私は、恥ずかしい思いを忍んで、「一度、お問い合わせをしましたが、お返事をいただいたのに、そのままでほったらかしてしまった者です。」と、まどか先生をおたずねした自分を、ほめてあげたいと思っています!その勇気が、今日に至る道でした。

( 1年生 女児、お母様の声 )

情報が溢れる今日『お受験』と言う言葉に踊らされることなく。

マナーズにお世話になり、子どもに知識を詰め込むのではなく、日常生活にきちんと目を向けることの大切さを実感しました。ちょっとした工夫で変わる潤いのある毎日、季節感のある豊かな暮らし。毎回のカリキュラム説明の折に、エピソード交えながらされるお話の一つ一つが、家庭でのあり方を見直し、丁寧に日々の生活を整えていく母としての姿勢を学ぶ機会となりました。
 子どもたちは、チャーミングな笑顔で迎えてくださる先生の下、考えることの楽しさ、努力することから得られる達成感を体感し、子どもらしさを失うことなく成長できました。お教室で過ごしたのは幼児期のほんの僅か時間でしたが、学びを通し培われた先生との信頼関係は、卒業後もあの頃のままです。
 入学後の学校生活では、母親の私の方が戸惑う場面も少なからずありましたが、マナーズを巣立っても折に触れ先生から頂くアドバイスは的確で、今では誰よりも心強い私のサポーターです。

( 6年生 女児、3年生 男児のお母様の声 )

我が家は2人の子どもがまどか先生にお世話になりました。

わが子二人は、現在別々の私立小学校に通っています。それぞれの学校生活を通し、小学校という同じ教育過程でも、学校によってこうも違うものなのか!を日々感じます。
 どちらの小学校でも、わが子達は本当に素晴らしい教育を受けています。しかし学校が何を一番大切にとしているのか?という違いは、そのまま学校の雰囲気、空気として現われ、学校生活の隅々にまでそれが染み渡っているかのようです。
 伝統や校風とは、歴々のそこに集う先生、生徒、保護者が何十年もその理念の下、日々を過ごして積み重ねてきた結果に他なりません。一人一人が小さなピースとして学校というジグゾーパズルを大きく作り続けているとでも言ったらよいのでしょうか。その1ピースとして学校に通うわが子の個性を考え、どういう子どもになって欲しいのか?親の価値観はどこに重きがあるのか?と自問し、それを託すことができる学校を志望することが本当に大切だということを、子ども二人が通う2校の校風の違いを目の当たりにした今、改めて実感しております。私立には一つとして「似たような学校」というものは存在しないように思います。
 我が家は二人合わせて3年間マナーズにお世話になり、私自身の価値観や親としての思いに正面から向き合う助言やチャンスをたくさんいただきました。
 その中で自問自答しながら、まどか先生とご相談のもとで学校選択をできましたことは幸せなことでした。 まずは人としてどうあるかという大切な部分を常に考えながら進めてくださるクラスは、未熟な親であった私にとって、我が身の至らなさや未知の部分をたくさん補っていただいたと思います。子どもに負けないぐらいに、母親である私が成長をさせていただきました。
 そして周囲のお母様方とも今でも続く良いお付き合いをいただけるのも、まどか先生がつくられるマナーズの温かい雰囲気のゆえと思います。
 合否の瞬間に全てが終わる教室ではなく、現在に繋がる本当に意味のある受験期を過ごさせていただけた教室に在籍できたことを心から感謝しております。

( 中1生の女児、2年生の女児のお母様 )

まどか先生は、ワーキングマザーの理解者。

「お母様が働いているご家庭は歓迎されませんし、保育園児の入学もあまり聞きませんね。」と、大手のお教室で言われ、半ば諦めていた小学校受験でした。そんな時、知人からのご紹介で、初めてまどか先生をお訪ねしました。不安を一掃してしまう素敵な笑顔で迎えて下さったまどか先生。そして、「お仕事をされていることや、保育園に通われていることはプラスになっても不利にはなりませんよ。」と、いろいろと例をあげて、とても丁寧に説明してくださいました。思えば「心のケア」はあの日から既に始まっていました。
 子育てに「なぜ?」は付き物ですが、的確なアドバイスを下さる方が、傍に居ることの心強さを実感した2年間でした。
 まどか先生は、常にお母様方の笑顔が曇らぬようにと、個人のお教室ならではのきめ細やかな対応をされます。そんな先生の日々のご配慮が、考査間際も殺伐とした雰囲気を遠ざけています。
 そして卒業後も、ご一緒していたお母様方とお付き合いが続き、楽しい時間が共有できるのは幼児教室マナーズならではの良さではないでしょうか。中学受験も話題に上る今日この頃、マナーズでは、中学受験を経験されたお母様であるまどか先生や、マナーズ卒業生で中学受験を経験した方々のご相談者として、先生はしっかりとサポートしてくださいます。今度は、中学受験のご相談・・・熾烈と言われる中学受験も、まどか先生のアドバイスや癒しがあれば、しっかりと取り組んでいけることを確信しております。

( 5年生 女児 お母様からの声 )

本当に大事なこと、本当に必要なことを考えると、それはマナーズでした。

我が家の場合は、日常に交わすことばのあり方を大切に考える、まどか先生のご方針に共感を覚え、また反省もしつつ入室を希望いたしました。
 マナーズへの転入室をお考えのご家庭に、是非ともお伝えしたいことがあります。それは、小学校受験準備、小学校受験を経験して、はじめて「知ったこと」だからです。
 一つ目は、マナーズのウェブサイトをよくお読みになってください。そして、ピンとくる点があるか、うんうん!と思う点があるか?ということを、しっかりと見極めてください。
 もし、ピンとくる点があるとすれば、「我が家はこうありたい」「子どもをこう育てたい」という自分達が目指す道、子どもの将来像に繋がる「原点」が、先生が提唱されているマナーズでの受験準備を同質である、ということだと思います。その点は、とても大事なことです。これが同じでなければ、準備をしていても、ずっと「どこかが違う」「この教室、この先生は信頼できない」と思い続けることになるでしょう。
幼児教室も、お見合いと同じように、先生と家庭との相性があります。親が直感もないまま「??」と思いながら通っていたら、子どもにも悪い影響が出てくることでしょう。
 私が強調したい二つ目は、マナーズで受験準備を考える場合、まどか先生と最初に交わすお約束-「先生のメッセージを丁寧に読むこと」「折に触れ、それらを読み返すこと」これをしっかりと守ること、です。
まどか先生は、毎回のレッスンのあとのお話をはじめ、ウェブサイトやブログ、そして配布物を通して、たくさんのメッセージをくださいます。そういう先生からのさまざまなメッセージは、受験にとって大きな役に立つだけではなく、自分達の家庭の力、家庭の品格をグンと高める貴重な言葉です。それを自分なりに考える努力をする保護者でないと、マナーズに通う意味はありません。約束も守れず、適当なことしかできないようであれば、あまりにもったいないです。なぜなら、マナーズでの時間は、受験準備以上の価値のある時間だから、です。
ちょっとした努力です。でも心がけているといないとでは、準備期間が全く違うものになってしまうと思うのです。しかし・・・実際には、意識して過ごすことは必ずしも簡単なことではない、というのも私の実感です。
 小学校受験に関する情報はネットやDM、本などあらゆる媒体で溢れかえっていて、不安になったりうんざりしたり、ストレスを感じることも多いです。特に年長の春から夏にかけては、そういう心ない媒体に煽られがちです。情報を取捨選択するのは大変ですが、さまざまな情報を見た時「本当に自分がそれをしたいかどうか?」と自問自答していくことが大事!と、まどか先生に励まして頂き、ふらふらしてしまいがちだった我が家も、何とか切り抜けることができました。自分の頭でよく考える親であれ、という先生のメッセージです。  
「我が家はこうありたい」「子どもをこう育てたい」という自分達が目指す道、子どもの将来像に繋がる親としての子育て意識の「原点」があったなら、情報の嵐の中でたとえ迷うことがあっても、「自分はいったいどういう準備がしたいのか?」という問いに対して、「原点」に立ち戻って答えが出せます。
しかし「原点」がはっきり見えないまま付和雷同・ノリで準備をしていると、場当たり的な答えしか出せません。それこそ年長の秋に向けてむやみに焦って子どもに八つ当たりしたり、子どものよい点を潰してしまいかねません。私達は、大手塾や個人の先生の教室など、そういうところで疲労困憊し、ダメになっていく親子を嫌というほど見てきました。
 まどか先生は、自分の頭でよく考えて行動するよう、親に具体的なアドバイスをくださいます。情報の嵐の中で、焦って「原点」を見失いそうになったとき、応援団長として励ましてくださいます。でも、親が主体的に考えることをしないで、普段の先生との意思疎通もあまりなければ、まどか先生のメッセージは、ただ頭の上を「素通り」するだけです。そして子どもも、まどか先生の応援を十分に受け止められなくなってしまいます。
 小学校の受験準備をするのは家庭です。小学校は、家庭の力を見ているのだ、と実感しています。まどか先生のとても細やかな、愛情ある親へのアドバイスを、生かせるかどうかも家庭次第です。

( 中2生の女児、小2生の男児のお母様の声 )

季節の変化が、劇的に感じられるのが春です。

どうぞ、お子さんと一緒にその素敵な季節を楽しんで下さいね。」 ある日のお教室でのお話です。先生のアドバイスに従い、登園時に通る公園の桜並木から1本を『○○ちゃん(息子の愛称)の桜』と決めました。
 硬かった蕾が少しずつ膨らむ様子。
 夕方に見つけた少し開いた桜の花。
 そして徐々に満開へと向かい、ピンクに染める桜の樹。
 桜吹雪の中での帰宅。
新緑の季節を迎える頃、その観察は終了します。
 しばらく変化の見られない桜の樹を、ちょっと困った様子で見上げてい息子の顔。ある朝、満開の桜の幹に嬉しそうに手を添えていた時の表情。そして、今日の桜報告を笑顔で聞いていた主人。
 小学校に入学し、あの『○○ちゃんの桜』の公園を通ることもなくなりました。
それでも毎年のように「ママ、公園の桜はもう咲いてるかなあ?」と、ちょっぴり懐かしそうに話す息子の表情を見るたびに、あの頃を鮮明に思い出します。
 時間に追われ通過するだけの公園でしたが、私たち家族にとって素敵な想い出の樹となり場所となりました。
特別なお勉強ではなく、子どもと過ごすこんな時間こそが家庭では大切なことだと教えて下さった先生に、心から感謝しています。

( 6年生 男児のお母様からの声 )

少ない経験からですが、うっすらと感じたことです。

超マイペースでのんびりした息子。受験直前に業者主催の模擬試験を受けてみても志望校に対する可能性の判定は合格に遠く及ばないものでした。ペーパーテストの成績は重要でしょう。でもそれだけで判定されたら決してご縁をいただけなかったと思います。
 そもそも南坊先生との出会いは受験をすることを決める前でした。それ以前の「子育て」に関して相談させていただいたのがきっかけでした。
 お話しさせていただくうちに小学校受験を目指すわけですが、どの学校を受験すればよいか悩みました。
ウチの息子に合った学校とは?学校には校風があります。校風とは?その学校の歴史、教育理念いろいろでしょうがそこに通う生徒とその家庭、社会に出た卒業生が回りに及ぼす影響が作ってゆくような気がしています。
 進学塾の業績よろしく「東大○名合格!」等で判断する学校選びもありましょう。でも果たしてわが子がそこに入って気持ちよく過ごせるか。
 また私たち親もその学校の生徒の父兄としてふさわしいのか?小学校から高校・大学までの一貫校で中学受験では難易度高いから小学校からやっちゃえ!という動機でよいものなのか?学校の校風とは中学よりも小学校の方が色濃くなるもの。学校側の父兄への学校とのマッチング要求度はより高くなると考えられます。
 いまや携帯電話は一人一台の時代。しかしほんの10年前には考えられなかったこと。
いつでもどこでもパーソナルコール。夜9時ごろともなれば「夜分恐れ入ります、○○の△△と申しますが××さんいらっしゃいますでしょうか?」と先方の家族に気遣う機会も少なくなりました。
 面倒なハードルが少なくなり便利といえば便利な世の中かもしれません。しかし、奥ゆかしかったはずのわれら日本人はいつしか世知辛い民に成り下がってしまった気がしてなりません。
 小学校受験する、というと他人からは「うちはとてもそんなんじゃないから・・」「やっぱりちがうねえ・・」とか厭味半分(以上でしょうか)に言われることがほとんどというほどやはり特別なことなのでしょう。
 中学受験が一般化して、その前倒しという合理的な考えもあり得るでしょうが、そこは中学と違い学力だけで「夜分恐れ入ります・・」という気遣いも出来ないと受け入れてもらえない気がしています。

( 5年生 男児、2年生 女児のお父様からの声 )

私達は、両親ともに公立育ちで、私立小学校受験とはどんなものなのかもわかりませんでした。

私達は、両親ともに公立育ちで、私立小学校受験とはどんなものなのか?ということも全くわからず、娘が年中になってから、ぼんやりと受験を考え始める、という状況でした。
 知識のないまま、まさに手探りでの教室探し。どのお教室を見ても一般的な習い事とは、それにかかる費用も含めて、何もかもが違うことにびっくりいたしました。
 そんな思いの中で、小学校受験とは、こういう世界なんだなあ・・・と、疑問や不安を感じながら納得しかけた頃、マナーズのホームページに出会いました。
 何も理解できていなかった私達に、根本的なことから丁寧に教えてくださる、とても親切な解説がたくさん載っており、何よりも、結果云々だけを大切にするのではなく、子どもを大事に大事に考えてくださる先生のお心が伝わるホームページに、釘付けになったものです。
 ビジネスライクな教室の紹介、読むだけでは何も伝わってこないホームページ等を見慣れていた私達は、マナーズのホームページの内容だけで先生の教室のイメージを膨らませました。
 しかし、当時のホームページには、先生のお顔は載っておらず、ご相談に伺うことを決めてからも、勝手に昔の受験のドラマに出てきたような、個性的で厳しい先生を想像し、かなり怖いなあという思いで緊張して面談の日を迎えました。
 しかし、ドアの向こう側から聞こえてきた優しい声に『アレッ!?』
ドアが開いた瞬間の笑顔の素敵な先生に『アレッ!?』
一気に心が和んだ、懐かしい先生との最初の出会いでした。
 人見知りをするタイプで、慣れるまでに時間のかかる娘が、初回からすんなりとお教室にも馴染み、帰りはすでに次の会のお教室の日を楽しみにする様子から、「先生は、どんな魔法を使われたのかしら?」と思ったほどでした。
 娘と二人、適度な緊張感を持ちつつ『今日は何をするのかしら?楽しみねえ!』と、手をつなぎ、笑顔でお教室に通わせていただいた日々が本当に懐かしく、私達家族の、かけがえのない思い出になっております。
小学校受験という、ある意味、過酷で特殊な時間が、こんなにも豊かで幸せな時間だったのは、まどか先生の元で学ばせていただいたからこそ!心からそう感じております。
 志望校選びも、家庭の雰囲気、私達両親の思い、娘の様子など、細かいところまでに気を配り、私達の思いをしっかりと受け止めてくださりながら、適切なアドバイスをいただけました。そして今、娘がお世話になっている学校は、先生が常日頃からおっしゃっている「あらゆることを、頭ではなく、心と体で感じましょう!」という思いの中で、自然に導かれた学校で、おかげさまで、親子共々、心から楽しく、幸せな学校生活を送っております。
 先生のアドバイス、母親の私達にかけてくださるお言葉は、「○○しなさい。」というものではありません。「○○もある・・・△△もある・・・だから、私の言葉を右から左へと鵜呑みにするのではなく、しっかりとご自分達の五感で感じ、考え、決めていってくださいね。」とおっしゃいます。たくさんの知識や知恵を与えてくださいますが、そこから選択したり、考えて決定するのは家庭なのです。
 思えば当たり前のことですが、受験という世界の中に身を置いている時期は、なかなか、当たり前のことが当たり前に出来ない・・・そんな時期だと思います。そんな状況の中にあって、いつも冷静でいられたのは、先生の優しいお心と、一人一人の子ども、一つ一つの家庭を、とても尊重してくださり、よくよく理解してくださった上で、的確な意見やアドバイスを与えてくださったからに違いありません。
 日頃は笑顔でお優しい先生ですが、必要な時には、鋭いお言葉も頂戴します。そんな時、私は、『先生には、表面的な、メッキ的なものは通用しないな・・・』ということを痛感しました。真実の子どもの成長、真実の親子の向上、それを誰よりも考えていてくださり、そして、それこそが本当の受験の準備なのだ、ということを知りました。
 娘の小学校受験のために通わせていただいたお教室ですが、実際には、もっともっと深い事を、妻として、母として、そして人として大切な様々な事を教わりました。
 本当の優しさや強さとは何か?
 こだわりを持って豊かに生活をするということの意味。
 誇りを持って生きる事。
 大人になっても、たくさんのことを学ぶ事の楽しさ・・・
 娘の受験がなかったら、そして、先生との出会いがなかったら、こんなすばらしいことを考えたり、気づいたりすることはできなかったのです。
 マナーズで過ごした日々は、今までの人生の中でも大変実りある貴重な時間です。人が、大人になってから、本当の意味で「学ぶ」ことの出来る人と出会えること、また、学び成長が出来る機会はそれほど多くはないでしょう。
 私は、今、生活をしている中で、先生がおっしゃったことを、しみじみと実感する瞬間があります。その度に、模擬テストの点数や、ペーパーの○の数や、そんなものだけで一喜一憂し、親子で奔走するような準備をしないで良かった、マナーズに出会えて良かった、と心から思うのでした。

( 3年生 女児、1年生 男児のお母様の声 )

他塾で、疲労困憊した時に出会いました。

受験を半年後に控えた5月頃それまで息子とともにがんばってきた妻にも疲れが見えはじめていました。
志望校も定まらずに気持ちばかりがあせり、我が家になんとも重くるしい空気が充満するようになっていたのでした。
 れまで一緒に併走してきたつもりであった私でしたが、仕事から帰ると一人落ち込んでいる妻と教育方針をめぐっての口論をするに至っては、いっそ受験を断念したほうがいいのではないか、と考えることもありました。
 なにしろ私たちにとっては初めての経験。息子の力をいかに伸ばすか、競争の中でいかにがんばるかということについて、一生懸命になりすぎていた妻にとって、自分を見つめなおす余裕もなかったのだろうと思います。
 そんな状況の中、以前マナーズでご指導いただいたという知人から、まどか先生をご紹介いただくことになり、お会いすることができました。
 妻が最初にまどか先生にお会いしたときに、今までの子育ての経緯、私たちが私立小学校を目指す理由、それに際して抱えている不安など、心のすべてを話し、そしてそれをまどか先生は全身全霊で受けとめてくださった、と聞きました。
 私たちが息子に足りないものは何か、親に足りないものは何か、について悶々と問い続けていたまさにその時、まどか先生という「光」と出会い、ご指導を仰ぐことになったのでした。
 マナーズは「自分で考え、判断し、行動できる子どもを育てる」ということを教育の柱とされています。
ペーパー問題は得意な息子ではありましたが、まどか先生のはじめてのクラスにおいて「今、あなたは何をすべきなの?」「どうしてそう思うの?」という問いかけに、とまどいを覚えたといいます。
 私達は、息子が、様々な正解のない問題に対処していく中で、たくましく生きていくための力を磨き、息子が本来もっている好奇心や探究心を大きく伸ばしていくことを願っておりました。
 そういう私達の強い思いのもと、息子はまどか先生と強い信頼関係を築き、数か月の間にぐんぐん成長をしていくのがよくわかりました。そしてまどか先生との数多くの対話を通じて、私達親も成長させていただきました。
 道に迷ったときだけでなく、スピードが出すぎたときにもドンと受け止め、ときには耳の痛いお話もいただき、しっかり軌道修正していただきました。
 願書作成や面接対策など、考査直前の9月頃が最も苦しい時期に、私たちはまた壁にぶちあたり、自信をなくし方向性を見失しなっていました。しかし、そんな時、たとえ真夜中であっても、まどか先生は私たちが求めるものに対していつも的確にご指導くださり、私達はその壁を乗り越えることができたのでした。
 考査本番を迎えるに至っては、きめ細かいアドバイスを頂き、どれほど力になっていただいたかはかりしれません。
 おかげさまで、私達家族は、嬉しい春を迎えました。そのことはもちろんですが、まどか先生のご指導を通じて家族みんなが価値ある時間を過ごすことができたことに、とても満足しています。まどか先生との出会いに、心より感謝しております。

( 4年生 男児のお父様の声 )